巨人ドラフト1位・浅野がプロ初本塁打&初打点 左翼へ豪快弾で逆転勝ち呼ぶ 「まさか打てるとは思ってなかった」

5回、2ランを放つ浅野(撮影・田中太一)
5回、2ランを放った浅野は笑顔で本塁へ走る(撮影・田中太一)
5回、2ランを放った浅野(右)中田に迎えられ笑顔を見せる(撮影・田中太一)
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 「広島東洋カープ-読売ジャイアンツ」(18日、マツダスタジアム)

 巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(高松商)がプロ初本塁打&初打点となる1号2ランを放った。

 3点を追う四回無死二塁で2打席目を迎えると、相手先発・森の内角低め136キロのカットボールに対してスイング。やや体勢を崩されながらも、高々と舞い上がった打球は左翼2階席に突き刺さった。

 「変化球に出されることなく、しっかりと残して芯で捉えることができました。うれしい気持ちはありましたが、リードされているので、次の打席でも打てるように集中していきます」とコメントした浅野。高卒新人離れしたスイングに場内からはどよめきが起こった中、笑みを浮かべながら、ホームベースを踏むと、中田翔から頭をポンポンとたたかれた。その後、ベンチではナインと祝福のハイタッチを交わし、喜びを分かち合った。

 浅野は今季3度目のスタメン出場。試合前時点で10打数3安打の打率3割と結果を残し、初見参となったマツダスタジアムで待望の一撃を左翼席に打ち込んだ。

 ヒーローインタビューに臨んだ浅野は「まさか打てると思ってなかったのでとてもうれしいです。センターから逆方向の意識で、つなぐ意識だった。ファンも喜んでくれたし、先輩も首脳陣も喜んでくれてうれしかったです」と話し、今後に向けては「使ってもらった時はしっかり結果を残して、ファンと共に喜びを分かち合えるように頑張っていきたい」と意気込み、ファンから温かい拍手を浴びていた。

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