ヤクルト・高津監督が頭部死球の中日・石川昂に謝罪 「無事でまた明日出場してくれることを祈っています」 田口も試合後のパフォーマンスを謝罪

 立浪監督(右から4人目)に謝罪する高津監督(右)=撮影・佐藤厚
 7回、石川昂(左)に対する危険球で退場する木沢(右手前)=撮影・佐藤厚
 7回、石川昂は木沢から後頭部に死球を受ける(撮影・佐藤厚)
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 「東京ヤクルトスワローズ3-2中日ドラゴンズ」(19日、神宮球場)

 ヤクルト・高津臣吾監督が頭部死球で途中交代した中日・石川昂に謝罪した。

 同点の七回1死から、木沢の投球が左側頭部に直撃。石川昂は崩れ落ちるようにしゃがみ込み、起き上がることはできず、担架で三塁ベンチ裏に運ばれた。

 高津監督は試合後の会見で自ら切り出し、「一生懸命やってる中で、デッドボールって付き物なのかもしれないですけど、頭に当たる、当ててしまったというのは、なんとなく勝ってもずっと心に残ってるし、無事でまた明日、出場してくれることを祈っています」と神妙な面持ちで話し、大事に至らないことを強く願った。

 また試合終了後、一塁側ブルペンで勝利試合後恒例のパフォーマンスを繰り広げた守護神の田口は試合後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「先程、石川選手が病院へ搬送されたとニュースを見ました。試合中、試合直後だったので情報が入ってきておらずいつも通りスワローズファンの皆様へのパフォーマンスをしました。石川選手の無事を祈ります。そしてドラゴンズ関係者の皆様不快な気持ちになる行動をとってしまいすみませんでした」とつづり、各方面への謝意を示した。

 中日球団は試合後、石川昂が都内の病院で精密検査を受けた結果、「左側頭部の打撲」と診断されたことを発表し、20日の出場については状態を確認して判断すると説明した。

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