夏の甲子園 史上7校目の夏連覇へ仙台育英・須江監督「準決勝を決勝のつもりで」「一戦必勝できる準備を」

 ノックを行う仙台育英・須江航監督(撮影・北村雅宏)
 バットを手に笑顔を見せる仙台育英・山田脩也(撮影・北村雅宏)
自主練習前、円陣を組む仙台育英ナイン=鳴尾浜臨海公園野球場(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・準決勝」(21日、甲子園球場)

 史上7校目の夏連覇を目指す仙台育英が20日、神村学園との準決勝を前に西宮市内のグランドで約1時間半、調整を行った。この日は選手の疲労を考慮し、自主練習という形で各自メニューを消化。練習後、宿舎に戻りオンラインで取材に応じた。

 主将の山田脩也内野手(3年)は軽い守備練習などで調整。この日、18歳の誕生日を迎え、「いろんな人からおめでとうと言われた。湯田(統真投手)からはLINEのスタンプをもらった」と笑顔。昨年に続き、2年連続甲子園で誕生日を迎えたことについては「本当に思い出に残ることでうれしい」とかみしめた。準決勝に向けて「18歳になって成人にもなったので、大人な野球でチームを勝利に導きたい」と頼もしく言い切った。

 エースの高橋煌稀投手(3年)はメディシンボールのスローやインナーのトレーニングで汗を流した。初戦から3試合連続で2桁得点を記録した神村学園打線について、「当てるのがとてもうまい印象がある」と警戒。「一つ一つ丁寧にアウトを取っていきたい」と意気込んだ。

 連覇まであと2勝に迫っているがチームに油断は全くない。須江航監督(40)は「準決勝を決勝のつもりで戦う。ここを絶対勝たないといけない。一戦必勝をできるような準備をしたい」と気を引き締めた。

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