巨人また借金生活突入 首位阪神とは12・5差 鬼門マツダで3勝9敗と苦しむ
「広島東洋カープ7-5読売ジャイアンツ」(20日、マツダスタジアム)
巨人がマツダスタジアムでの今季最終戦を黒星で終えた。これで借金1。同球場では今季3勝9敗となり、鬼門での大幅な負け越しとなった。
先発・メンデスが来日後自己最短となる三回途中4失点でKOされ、誤算だった。左腕は初回にデビッドソンに2ランを浴びるなどして3点を先制されると、二回には末包にも一発を食らい、本来の投球とは程遠い内容と結果になってしまった。
打線は4点を追う四回に岡本和の2戦連発となる34号3ランで一時1点差に迫った。主砲は8月12発目で球団の右打者では月間本塁打数で歴代最多を更新した。
しかし、3-4の五回に2番手の田中千が堂林に3ランを浴びて、再び引き離れた。その後、六回に岸田と門脇の連続適時打で2点差に迫るも、八回は1死一、二塁の好機で岸田が遊ゴロ併殺打に倒れ、力尽きた。
マツダスタジアムでは今季3勝9敗で終了。カード勝ち越しは2021年9月以来なく、鬼門となっている。
この日は3位・DeNAも敗戦したため、3位とは1・5差のままだが、首位・阪神とは12・5差まで拡大した。