オリックス3連勝&貯金23 中川圭が初サヨナラ打 3連覇へ止まらん!24日にもM点灯

 延長11回、サヨナラ勝ちを決めた中川圭はガッツポーズで祝福のシャワーを浴びる(撮影・坂部計介)
 中嶋監督(左)と抱き合って大喜びの中川圭
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 「オリックス・バファローズ1-0北海道日本ハムファイターズ」(20日、京セラドーム大阪)

 オリックスが今季7度目のサヨナラ勝ち。引き分けを挟んで3連勝を決めた。早ければ24日にも3連覇への優勝マジックが点灯する。

 日本ハム先発・上原の快投に苦しめられ、9回まで散発の4安打で無得点。それでも延長十一回、ロドリゲスから1死満塁のサヨナラ機をつくる。ここで「積極的にいこう」と中川圭が三遊間へゴロを放ち、遊撃手がはじく間に三走が生還。記録は遊撃への適時内野安打となった。中川圭はレギュラーシーズンでは初となるサヨナラ安打。緊迫したゲームを制し、「接戦を勝ちきることが、今後の戦いにもつながる」と力を込めた。

 日本ハムとの3連戦で奪ったのは計4点。それでも2勝1分けと勝ち越せたのは、2点しか許さなかった投手陣の強力さ故だ。この日は5投手による無失点リレー。貯金は今季最多23に膨らみ、中嶋監督も「本当によく投げてくれている。ずっと同じことを言ってるよ」と目を細めた。

 十一回は連投となった阿部が三者凡退で勝利を呼び込んだ。出番のなかった宇田川や山岡も好調で「打撃陣も波はあると思う。僕らは僕らの仕事をするだけ」と阿部。盤石の投手陣を原動力に、リーグ3連覇への歩みを加速させている。

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