「北海道日本ハムファイターズ－東北楽天ゴールデンイーグルス」（２３日、エスコンフィールド）

　日本ハム打線が二回に爆発。２死から１四球を挟んでの４連打で３点差を逆転した。

　二回は万波の左前打、野村の四球で２死一、二塁とし、８番王柏融、９番古川、１番奈良間の３連続適時打で同点。上川畑が四球を選んで、楽天先発・松井友をＫＯに追い込んだ。

　２死満塁で３番・郡司は２番手宮森と対戦。三遊間を破る２点左前適時打で勝ち越しに成功した。さらに４番・清宮の遊ゴロが失策を誘い、さらに１点を加えた。

　郡司は甲子園決勝を戦った仙台育英出身で、慶大時代は慶応高の選手とも交流があった。「前年度優勝校というプレッシャーの中で決勝の舞台まで進んだ偉業、本当にすごいことだと思います」と仙台育英ナインをたたえ、「グラウンドで躍動する両校の選手たちの姿に勇気をもらいました。後輩たちからたくさんの刺激を受けたので、僕も負けずに頑張りたいと思います」と話していた。