Bクラス転落のDeNA 山崎が防御率12・71の広島打線にまたも痛打 三浦監督「かといって、投げないわけにはいかない」

 冴えない表情で試合を見る山崎と浜口(撮影・金田祐二)
 7回、西川に右前適時打を浴びる山崎(撮影・金田祐二)
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 「横浜DeNAベイスターズ2-5広島東洋カープ」(23日、横浜スタジアム)

 DeNAが広島に連敗でBクラスに転落。先発・浜口が最少失点に粘っていただけに、七回に山崎が喫した2失点が大きかった。

 同点で迎えた六回に味方の守備のミスから、2死満塁と招いたピンチ。先発・浜口は中5日で120球を超えていたが、代打・田中と対峙(たいじ)。フルカウントから最後はボールを見送られ、押し出し四球で大きな勝ち越し点を献上した。

 それでも1点差で反撃を迎えたかったベンチは、七回には山崎を投入。先頭に死球を与えると、そこから広島のクリーンアップに3連打を浴びて2失点。相手のオーバーランの間に1死は奪ったが、そのまま降板となった。

 試合後の三浦監督は「1点差でまだ回も残っていましたから。というところでヤス(山崎)を出したわけですけど、よくなかったですね」と投球内容を振り返った。また終盤の失点だっただけに、「重たかった」と話した。

 山崎は4試合連続で無失点中と、安定した投球を直近の試合では見せていた。それでも広島打線との相性はリーグ5球団で圧倒的ワーストの数字でもあり、この試合前までで防御率は12・71だった。これに関して三浦監督は「数字で出ていますから。かといって、投げないわけにはいかない」と今後の対戦も見据えながら、話した。

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