オリックス中嶋監督 5連勝で28年ぶり貯金25にも「頭の中は課題だらけ。まだまだやれますね」

 12勝目を挙げ、中嶋監督(左)に迎えられる山本(撮影・西岡正)
 渡部(左)をイタズラで蹴る山本(撮影・西岡正)
 8回、投手交代を告げる中嶋監督
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 「埼玉西武ライオンズ0-3オリックス・バファローズ」(23日、ベルーナドーム)

 オリックスが西武に快勝し、今季最長タイで4度目の5連勝。95年以来の貯金25とし、25日にも優勝マジックが点灯する。

 先発の山本由伸投手は3度も得点圏に走者を進めながら、本塁は踏ませず。7回5安打無失点で12勝目を挙げた。中嶋監督は「相手投手もだいぶ苦しんでそうだったし、暑いんだろうなと思って見てましたけどね。要所でしっかり投げたのと、ここっていうところでのボールが良かったのかなと思います」と評価した。

 打線は二回に押し出し四球で先制し、七回に頓宮の適時打で追加点。九回には森の犠飛でとどめを刺した。「我慢勝ちですかね」と指揮官。それでも、六回にはスクイズの失敗などがあり「頭の中は課題だらけです。まだまだやれますね」と厳しさも忘れなかった。

 投手陣は6試合連続で1失点以下。これは1956年の6月13日から19日以来、67年ぶりの快記録となった。中嶋監督は「60何歳じゃないから、わからないです」とニヤリ。ただ、続けて「投手の頑張りだと思いますし、捕手の頑張り、守備もだと思います」と守り全体をたたえた。

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