DeNA・東 セ単独トップ11勝目 7回1失点「勝てていることは財産になる」

 「横浜DeNAベイスターズ3-1広島東洋カープ」(24日、横浜スタジアム)

 最後の力を振り絞った。自覚するほど出力の落ちた七回を1失点で踏ん張り、DeNA・東克樹投手(27)が気合でつかんだリーグ単独トップの11勝目。最高の女房役・山本に「ごめんな」と歩み寄る。連敗を止め、最後には笑顔が戻った。

 六回までは二塁さえ踏ませず、広島打線を“圧投”。だが、七回には明らかな疲労感が顔をのぞかせた。投げ合う相手の広島・床田は試合前までで防御率トップの好敵手。「ロースコアの展開に持ち込めたら」と抱いた覚悟が、精神的にも身体的にも苦しめたが、最後まで投げきった。

 これで11勝&勝率・846でリーグ2冠。「重要な一戦での登板が後半戦は多くなっている。その中で勝てていることは僕にとっては財産になる」。これはまだ、通過点だ。

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