中日が衝撃18失点で7連敗 最短27日にも完全V消滅の危機 8月中のV逸決定は異例の事態 立浪監督は呆然
「中日ドラゴンズ2-18横浜DeNAベイスターズ」(25日、バンテリンドーム)
中日が16点差の大敗で痛恨の7連敗。借金はワーストの27にふくらんだ。最短でも27日に優勝の可能性が消滅する異常事態となった。
初回に先発・松葉が牧に先制の適時二塁打を浴びるなど3失点。以降もDeNAの攻撃を止められず、6回5失点でKOされた。2番手の福島も3失点を喫し、試合を決められてしまった。
打線は2000安打まであと2本と迫っていた大島が初回に右前打を放って出塁するも後続が続かず。三回にカリステの適時打、六回に龍空の適時二塁打で反撃したが、大量失点が重くのしかかった形だ。九回にはミス連発から一挙10点を奪われ、バンテリンドームが静まりかえる2桁失点となった。今季初登板の近藤は62球を投じて10失点。防御率は72・00となった。ベンチの立浪監督も呆然とグラウンドを見つめた。
本拠地では3連勝中だったが、連敗中の重苦しいムードを払しょくできず敗れた中日。6月に自力優勝の可能性が消滅していたが、8月中のV逸決定は異例。完全V消滅の時が刻一刻と近づいてきている。