中日・近藤 悲劇の1イニング10失点 防御率は72・00に 1イニング62球で立浪監督はタオル投げず

 9回、大量失点に頭を抱える立浪監督(右)
 9回、DeNA打線に捕まり大量失点を喫した近藤
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 「中日ドラゴンズ2-18横浜DeNAベイスターズ」(25日、バンテリンドーム)

 九回から今季初登板となった近藤は1イニング10失点を喫した。2年ぶりの1軍マウンドは62球を投じる壮絶な結果となり、今季の防御率は72・00となった。

 いきなり佐野、牧、ソトに3連打を浴びて1点を失ったが、2死までこぎつけた。ここで相手の攻撃も終わりかと思われたが、味方のまずい守備と5四死球が重なった。最終的に打者16人で8安打10失点。止まらない猛攻にベンチの立浪監督は呆然とマウンドを見つめ、大量ビハインドのゲームだけにタオルを投げ込むことはなかった。

 懸命に腕を振り、何とか九回、3つ目のアウトを奪った左腕。表情には汗がにじみ、ベンチ前で帽子のつばに手をあてながら野手陣の帰りを待ってベンチに下がった。

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