DeNA・バウアー10勝目到達も「最高の数字ではない」
「中日ドラゴンズ2-18横浜DeNAベイスターズ」(25日、バンテリンドーム)
バウアーが8回を2失点でしのぎ、来日1年目で2桁勝利を達成した。節目の白星に「疲れはあるが、素晴らしい気持ち」と汗をぬぐった。二回は1死から3者連続四球で満塁の大ピンチ。しかし、投手の松葉を三振で2死にこぎつけると、続く岡林はこの日最速の158キロで見逃し三振で封じ、雄たけびを上げた。決して状態がいいとは言えない中で試合をつくり、中4日で126球を投げ抜いた。
5月の初登板から早くも10勝を積み上げた。だが、目標を15勝に定め、最多勝のタイトルを狙うとあって「いい数字だが、最高の数字ではない」と満足はしていない。チームを3位に浮上させ「ベストを尽くして毎日戦う。勝ち続けていくしかない」とさらに気合を入れた。