中日・大島 2000本あと「1」 チームは大敗、27日にもV逸
「中日ドラゴンズ2-18横浜DeNAベイスターズ」(25日、バンテリンドーム)
中日・大島が1安打を放ち、通算2000安打達成にあと1本とした。一回にバウアーの直球を振り抜き、力強い打球で右前に運んだ。通算1999安打目の後は打席のたびに大歓声で迎えられたが、空振り三振、一ゴロ、見逃し三振に倒れて八回の守備で交代した。この日は両親が駆けつけ、スタンドでは本拠地での大台達成を期待するボードを掲げて3万人超のファンが応援した。
しかし、チームは投手陣が崩壊して18失点の大敗で7連敗。最短で27日にも完全V消滅の危機を迎え、立浪監督は「どうしても先に点を取られると厳しい展開になる」と試合後は言葉少なだった。重苦しい雰囲気の中、大島は「明日は勝てるように頑張る」と懸命に前を向いた。