ＤｅＮＡのトレバー・バウアー投手が２８日までに自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを更新。東日本大震災、東京電力福島第１原発事故で被害にあった福島県を訪問した様子を公開した。

　午前６時に横浜を出発し、電車とバスを乗り継いで福島へ向かったバウアー。「何が起こったか知らない人へ」と語り、事故が起こった経緯などを説明。東京電力廃炉資料館も訪れ、原因や原子力の問題点、除染作業などの事故後も丁寧にリポートした。

　周辺の町並みも映像に収めながら「力を合わせて災害を乗り越えようとアピールしている」と分析したバウアー。津波に襲われた小学校も訪問し、高台へ導き生徒全員を救った「少年に会って話をしてみたい」と助っ人右腕の好奇心と行動力が尽きることはなかった。