高木豊氏、泥沼の中日・立浪監督に注文「この立場だと嫌なことも言わなきゃいけない」 ドラフト戦略の見直しも提言

 元DeNAの高木豊氏が28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。借金27で最下位にあえぐ中日について言及した。

 高木氏は、中日の低迷が続く原因として、「外野手が何十人おったんのかなあ。で、内野手がいないという」と外野手に偏ってきたこれまでドラフト戦略の失敗を指摘した。

 同じくパ・リーグ最下位の日本ハムについては「“コイツが育ったら、向こう10年大丈夫”っていう素材がいる。清宮だってそうだし、万波だってそうでしょう。五十幡なんて1番バッターに育ってくれたら、足はあるし特徴があるでしょう」と将来有望な選手が揃っていると説明。翻って中日は「素材的にはすごくいいんだけど、特徴が薄いんだよ。何がウリなんだろう!?そこらへんでもドラフトの在り方を考えた方がいい」と疑問視した。

 また、立浪監督の采配についても注文を付けた。「(ファンが)『結局何やりたいの?」っていうことになってくると、ファンは先が見えなくなってしまうから。(ファンに)先を見せてやるような用兵だとか采配だとかをしてほしい」と将来へ希望の見いだせるような采配を要望した。

 立浪監督が以前、高木氏のYoutubeにも出演したこともあり「応援してるんだけど」としながらも、「この立場だと嫌なことでも言わなきゃいけないだよね」と話した。

 続けて「立浪がここに座って、解説席に座って、現時点の中日を見た時に何を言うかというのを考えてみたら答えは出やすいと思う。俯瞰で見た方が。しがらみとかいろんなものを取っ払って。俯瞰で見る、そうなったときに、どういう解説をするかっていうことを考えるとちょっと変わってくる」と客観的な視点が必要とアドバイスを送っていた。

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