巨人・菅野 6回2失点6敗目も最速155キロ「調子良かったらもっと出る」155キロ以上は14勝した2020年以来約3年ぶり

 力投する菅野(撮影・北村雅宏)
 5回、末包にソロを浴び、呆然とする菅野(撮影・北村雅宏)
 4回、二ゴロに倒れ、ガックリとベンチに戻る菅野(撮影・北村雅宏)
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 「読売ジャイアンツ1-2広島東洋カープ」(30日、京セラドーム大阪)

 巨人の先発・菅野智之投手が6回5安打2失点で6敗目を喫した。味方の援護に恵まれなかったが、最速は155キロを計測。「今日は調子自体あまりよくなかった。調子よかったらもっとでるんじゃないですか。スピードだけにフォーカスすれば」とさらなる球速アップ自信を見せた。

 今季自身初の広島戦は初回2死一塁から西川に右中間を破られる先制の適時二塁打を浴びた。さらに五回には先頭の末包に152キロ直球を捉えられて、右翼へ一発を被弾。内容自体は「追い込むまではけっこう簡単にいけましたけど追い込んでから苦労した。広島はチーム単位で対策してきているなと感じましたし、上位にいるチームはさすがだなと思わされましたね」と振り返った。

 その中でボールには力強さが宿り、直球は終始150キロ前後をキープ。右腕が155キロ以上を計測したのは、14勝2敗で無双した2020年9月22日・広島戦で156キロを計測して以来、約3年ぶりとなった。

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