巨人・原監督「反省すべきところはあるんじゃないでしょうかね」総崩れの投手陣に苦言 野手登板の北村拓には「非常に感謝」

6回、DeNAに追加点を奪われ硬い表情で試合を見つめる原監督(右)と阿波野コーチ
8回裏。8番手で登板した巨人・北村拓己=横浜スタジアム(撮影・佐藤厚)
 2回表終了、横川の交代を告げ、険しい表情でベンチに戻る原監督
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 「横浜DeNAベイスターズ13-4読売ジャイアンツ」(2日、横浜スタジアム)

 投手陣が総崩れし、守備陣も連日のミスを犯し、内野手の北村拓を8点ビハインドの八回から登板させる苦肉の策となった巨人・原監督は「よく北村が台所事情というか、ピッチャー陣を助けてくれました。監督としてもね、ああいう練習はさせていないけれども、非常に感謝します」と大敗を喫し、3位・DeNAとのゲーム差は4に広がる中、本職ではない投手を務め、1失点こそしたものの、1イニングを投げきってくれた北村拓への感謝の言葉を述べた。

 投手陣に対しては「まあこれは新聞等々でみんなの前で言うことではないですね。まあ、久しぶりに北村がリリーフピッチャーとして出て、初球にストライクを入れたというのは久しぶりだね。うん。やっぱりそこはね。反省すべきところはあるんじゃないでしょうかね」と猛省を促した。

 北村拓は「デッドボールを当てないようにと考えましたし、野手が投げるってことはあまりよろしくないのかなと思いますけど、チームでやっていますし、明日も試合があるって意味での登板だったと思うので明日そこは勝ちたいです」と語った。

 七回裏の攻撃中に登板が決まったといい、「僕で良ければ投げられますと(阿部)ヘッドに伝えました。これ以上、ピッチャーを使えない状況だったので」と、チームのことを思っての登板であったことを明かした。

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