ヤクルト・高津監督 近本死球「申し訳なかった」 両ファンから怒号、後味悪い3連敗
「東京ヤクルトスワローズ1-7阪神タイガース」(3日、神宮球場)
ホームの神宮に怒号がこだました。大量得点差で死球を当ててしまい、打線は完封目前、守っては大量失点…両軍ファンから厳しい声が飛び交う異様な光景となった。
7点差の九回先頭で、ヤクルト・山本が近本の右脇腹付近に死球。近本は7月2日の巨人戦で同じ右脇腹に死球を受けて肋骨を骨折。さらに8月13日には今野が阪神・梅野の左手首に死球を当て左尺骨の骨折を負わせていただけに、虎党からは大ブーイング。高津監督も「申し訳なかった」と頭を下げるしかなかった。
打線は阪神・伊藤将相手に9回90球1得点と“マダックス”寸前の完敗を喫した。指揮官も「完璧にやられた。こういう試合をつくっちゃいけない」と意気消沈。後味の悪いカード3連敗となった。