掛布雅之氏 阪神優勝確率を90から95%に上方修正「でも近本は休ませて」「森下は3割、20本打てる」
阪神OBの掛布雅之氏が4日、MBSの「よんチャンTV」に出演し、古巣・阪神の優勝確率をこれまでの「90%」から「95」に上方修正した。23試合を残して2位・広島に7・5ゲーム差をつけ、優勝マジックを15としているが、100%としなかった理由については「近本のケガのことがありますので」と、3日のヤクルト戦で右脇腹に死球を受けて途中交代したことを挙げた。
4日に東京都内の病院で精密検査を受け、打撲と診断された近本に関しては「休ませた方がいい。(患部をかばってスイングすることで)変なクセがつきますので」と、5日からの中日2連戦は欠場させるべきとの見解を示した。
18年ぶりのリーグ優勝に近づきつつある中、掛布氏は5日からの中日2連戦は「1勝1敗でいいです」とし、8日からの広島3連戦に関しては「ひとつ勝てばいいです。5試合を2勝3敗で大丈夫です」とした。
また、ヤクルト3連戦でプロ初の1試合2本塁打を含む3本塁打を放ったドラフト1位・森下を絶賛。「バットの出方が良い。3割、20本打てるスイングを覚えだしてきた」とし、現在14本塁打の大山については「4番ですからね。20本は打ってもらいたい」とハッパをかけた。