西武が説明 無期限出場停止の山川 処分解除の判断は「反省や姿勢を見て」会見予定は「今のところありません」

 西武・飯田光男球団本部長は4日、都内で報道陣に対応し、同日に無期限の公式試合出場停止処分となった山川穂高内野手について言及した。

 この日の朝、飯田本部長と渡辺GMで処分内容を通達。「しっかりと反省している様子でした」とし、処分解除の判断については「今後の本人の反省の状況、姿勢、いろんな状況を見ながら検討していきたい。無期限というのは期間を定めない。今の時点ではいつまで、と決めていない」とした。

 現時点で会見を行う予定について問われると「今のところ、その予定はありません」とし、「今回はきょうお示しした内容となります」と回答。公式戦出場停止については1、2軍の試合とし、「3軍の試合は含んでいません。3軍の試合に出る、出ないでなく、今回の処分の対象は3軍は入ってない」と語った。

 不起訴処分で、無期限出場停止とした理由については「不起訴処分となったとはいえ、刑事事件、書類送検され、世間を騒がせた。球団は重いと考えた結果の処分です。主力選手として責任ある立場。球団としては今回の事態は重く見て、処分すべきという判断になった」と説明した。

 山川は昨年11月に都内のホテルで知人女性に性的暴行をしたとして、強制性交の疑いで書類送検。だが、8月29日に不起訴処分となった。

 この日、球団は処分とともに山川のコメントも発表。「今般、不起訴と判断されましたが、そもそもの主たる原因は、わたしがプロ野球選手という立場をわきまえずにした行動が招いたものであり、深く反省しています」などと、謝罪した。

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