ヤクルト・中村悠平が頭部死球で交代 高津監督「顔が腫れていた」「心配ですね」バントの構えからよけきれず

 9回、頭部に死球を受ける中村(撮影・三好信也)
 9回、顔面に死球を受け治療に戻る中村(撮影・三好信也)
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 「横浜DeNAベイスターズ2-1東京ヤクルトスワローズ」(8日、横浜スタジアム)

 ヤクルト・中村悠平捕手が頭部死球を受けて交代した。

 同点の九回1死一塁から、中村は送りバントの構えを見せていたが、森原の144キロ直球がすっぽ抜け、中村の左側頭部を直撃。中村は打席内に倒れ込み、高津監督や三浦監督ら両軍首脳陣が中村に駆け寄った。森原も心配そうに見守ったが、中村は当たった場所を手で押さえ、顔をしかめながら自力で三塁側ベンチに下がった。高津監督は大事を取って代走・丸山和を告げた。森原は危険球で退場となり、マウンドには伊勢が上がった。

 中村は体調不良により特例2023で2日に抹消され、この日、登録されたばかりだった。

  高津監督はサヨナラ負けを喫した試合後、「病院に行かせています。顔が腫れていた。顔なので心配ですね」と語った。

 この日の試合は中盤から断続的に雨が降り続く展開となり、投手としては投げづらい環境になっていた。

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