ロッテ・佐々木朗希 復帰登板は3回2安打1失点、45球で降板 最速161キロ計測 ヤ軍キャッシュマンGMも熱視線
「千葉ロッテマリーンズ-オリックス・バファローズ」(10日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの佐々木朗希投手がぶっつけの復帰登板で、三回を2安打1失点2奪三振。45球で交代となった。
初回から最速161キロを計測。だが、1死から宗に右越え二塁打を打たれると、2死三塁から森の適時打で先制点を献上した。
二回も先頭の杉本に四球を与えたが、紅林はフォークで空振り三振。池田、宜保も打ち取り、無失点で切り抜けた。三回は三者凡退。球数は45球でベンチへ戻り、吉井監督から言葉をかけられた。
佐々木朗は降板後、「先制を許してしまいましたが、怪我なく投げられたので良かったです」とコメントした。
スタンドでは前日に続き、ヤンキース・キャッシュマンGMが視察。将来、メジャーで活躍が期待される剛腕に熱視線を送った。
佐々木朗は左内腹斜筋損傷と診断され、7月25日から戦線離脱。8日に完治していることを最終確認し、この日、復帰となった。
けがをした当初は、全力投球まで2カ月かかるとされていた中での、スピード復帰。吉井監督は「勢いづけるような投球をしてほしい」と期待していた。