高木豊氏 走塁ミスが目立つ中日・立浪監督を直撃「僕らの言葉が足りてない」「選手を責めないようにしようと」

 元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が10日、自身のユーチューブ「TAKAGI YUTAKA」を更新し、走塁ミスの多さが目立つ中日・立浪監督を直撃取材したことを明かした。

 東京ドームで行われた8日の巨人-中日戦の四回。先頭のブライトが中越え三塁打で出塁。巨人内野陣は二塁と遊撃が前進守備ではなく、通常シフトを敷く中、ブライトはカリステの三塁正面へのゴロで飛び出し、三本間で挟まれてタッチアウト。結局、この回無得点に終わり、試合は0-0の引き分けで終わった。

 高木氏は東京ドームを訪れ、立浪監督と話し合ったという。指揮官は「ショート、セカンドだけゴー(行け)だよ」とは伝えていたが、「サード、ファースト(に打球が飛んだ場合)は絶対走っちゃダメだよ」とは伝えてなかったといい、「そこまで丁寧に伝えなきゃいけないですね。自分たちの言葉が足りなかった。選手を責めないようにしようと」と反省していたことを明かした。

 高木氏は「立浪監督の顔もさ、(ブライトが塁を)出た瞬間、真っ暗闇になってたもんな」とし、続けて「気を使いながらやってるよ」と最下位から抜け出せない現状に同情していた。

 中日は6日の阪神戦でも細川が打球判断を誤って進塁できなかったり、タッチアップできなかったりする場面があった。翌7日には打球判断を含めた走塁練習に励んだが、即効性を示すことはなかった。

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