日本ハム・新庄監督 伊藤大海への誹謗中傷に激怒「言いたいことがあるなら監督の僕に言ってこい」
日本ハムの新庄剛志監督が11日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、10日に自身のインスタグラムで誹謗中傷被害を訴えた伊藤大海投手に対する差別的な投稿に対して、「可愛い選手達に誹謗中傷しないでください」と要望した。
新庄監督は「自分の子供や家族が言われるとどう思いますか?」と書き出し、「今、選手達はものすごく成長しています。成長の妨げになることはやめてください。起用したのは僕です。僕が言われることには慣れていますが、可愛い選手達に言うのは一切やめてください」と節度ある投稿を求めた。
続けて「『プロだから』『有名だから』何を言っていいわけではありません。人として言われる側の気持ちを考えてください。言いたいことがあるなら監督の僕に言ってこい」と、最後は強い文言で締めた。
10日の西武戦に先発した伊藤は自己最短となる2回1/3で降板し、9安打6失点(自責点4)で9敗目を喫した。その後、「障害者がなぜ野球をするのか」「ボールに頭を打たれて引退しなさい」「人生が可哀想」などと記されたメッセージが自身に届いたことを明かすと同時に、「言っていい事と悪い事はあると思います。決して安くはないチケットで観戦に来て頂いている皆様には時には厳しい意見を言う権利はあると思いますが 意見と感想。それと誹謗中傷は全く別物だと思います。選手も普通の人間です。絶対に許しません」とつづっていた。