日本ハム 五十幡途中交代も「大丈夫です」病院には行かず サヨナラ弾呼ぶバント安打に万波は「体を張って」と感謝

 9回、一塁で井上と交錯した五十幡(中央)=撮影・中島達哉
 5回、川瀬の打球を五十幡(右)が追うが、惜しくも届かず(撮影・中島達哉)
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 「北海道日本ハムファイターズ3-1福岡ソフトバンクホークス」(16日、エスコンフィールド)

 日本ハムの五十幡が絶妙なセーフティーバントでサヨナラを呼んだ。九回1死、ソフトバンク・オスナに対して三塁側に完璧に転がし、あっという間に一塁に到達。その際に一塁手と交錯して転倒。そのまま交代した。

 球団広報は五十幡の状態について、左膝が一塁手と交錯し、右膝外側をグラウンドに強打したと説明。病院にいかず、17日については当日の状態を見て判断する。

 五十幡も「左膝の方が少し痛みますけど、大丈夫です。痛みがなくなることを祈ってあしたも出たいです」と言う。バント成功については「何とか塁に出て、盗塁も決めたかった。揺さぶれば制球を乱すこともあると思った」と振り返った。

 続く万波がオスナの初球を左翼席上段に達するサヨナラ2ランで劇的な幕切れ。万波は「イソさん(五十幡)が体を張って出塁してくれたので、何とかそれに応えたいという思いが最高の結果になったかなと思います」と話した。

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