「読売ジャイアンツ３－２東京ヤクルトスワローズ」（１７日、東京ドーム）

　巨人が今季９度目のサヨナラ勝ちで勝率を再び５割に戻した。

　１点リードの九回に故障から３カ月ぶりに復帰の守護神・大勢が登板したが、同点犠飛を浴びた。それでも直後に先頭打者の岡田が中前打で出塁すると、２死一、二塁から門脇が劇打を放った。門脇にとってプロ初のサヨナラ安打となった。

　試合後、原監督は殊勲の門脇について「非常に期待できるというか。強い。もちろん技術もだいぶ備わってきたんですけど、やっぱり気持ちが強いですね。ルーキーとはいえ、非常にジャイアンツの色んな選手たちも、見習う点があると思いますね」と、絶賛した。

　復帰登板でセーブ失敗となった大勢については「本人も緊張はあったでしょう。１点で抑えたというところで、また次に向かうという所でいいと思います」と、今後に期待を込めた。