東洋大が逆転勝ちで1勝1敗 勝ち点獲得へ、井上監督「3戦目は総力戦。細野がやり返してくれれば」
「東都大学野球、東洋大8-2日大」(19日、神宮球場)
東洋大が日大に逆転勝ちし、1勝1敗とした。3回戦は22日にZOZOマリンで行われる。
0-2の四回に4連打で1点を返すと、なおも2死満塁で9番・後藤聖基捕手(4年・京都学園)が「追いつくことしか考えていなくて、三振は絶対ないように、バットになんとか当てようという意識だった」と左翼へ2点適時二塁打を放って逆転に成功。1点リードの六回には1番・山田隼(1年・木更津総合)が中越え3点適時二塁打を放つなど、一挙4得点で一気に突き放した。
投げては、先発・岩崎峻典投手(3年・履正社)が初回に2ランを浴びるも、二回以降はリズムを取り戻して6回3安打2失点。「日大には(21年春の入れ替え戦で)2部に落とされているので、僕は1年で試合に出ていなかったけど、悔しい気持ちはあった。絶対やり返してやろうという気持ちでいった」と、力投で勝利に導いた。
これで3回戦に持ち込み、井上大監督は「3戦目は総力戦なので、当然、岩崎も行かないといけない場面が出てくるかもしれない。その前に(エースの)細野がやり返してくれれば。彼も消化不良は終わっていると思うので、そこには期待したい」と話した。