3連覇へ王手のオリックス・中嶋監督「正直マジック1のようなものだと思う。あした勝って決めたい」
「オリックス・バファローズ3-2千葉ロッテマリーンズ」(19日、京セラドーム大阪)
オリックスはロッテとの接戦を制し、優勝へのマジックを2とした。
先発の東は、走者を背負いながらも粘り強い投球で7回を失点で6勝目。中嶋監督は「内容の濃いいい投球だったと思います」と評価。「ひ弱な部分もあったんですけど、しっかり攻めたピッチングができるのは本当にうれしいですね」と成長に目を細めた。
打線は初回、杉本の3試合連続適時打などで先制すると、六回には代打・セデーニョの適時打で貴重な追加点を挙げた。「難しいんですけど、しっかりバットに当ててくれた」。宗が自打球で負傷交代し、急きょ打席に立って結果を残した助っ人をたたえた。
2位・ロッテとの直接対決を制し、マジックは2に。3連覇へ王手をかけ、20日のホームでの一戦に臨む。指揮官は「明日勝ったら決まるということで、正直マジック1のようなものだと思う。勝って決めたい」と力を込めた。