オリックス・森 移籍1年目でのVに安ど「気持ち良いです」吉田正尚の穴をカバー「埋められる訳ないと思っていた」

 パ・リーグ3連覇を達成し、マウンドで抱き合う山崎颯、森と駆け寄る杉本(撮影・坂部計介)
 優勝し抱き合い喜ぶ森(上)と頓宮(撮影・吉澤敬太)
 優勝決定の瞬間、歓喜の抱擁をする森(手前)と山崎颯のバッテリー(撮影・坂部計介)
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 「オリックス・バファローズ6-2千葉ロッテマリーンズ」(20日、京セラドーム大阪)

 オリックスが勝ち、3年連続15度目のリーグ優勝を果たした。3連覇は94年に5連覇した西武以来で、パ・リーグでは21世紀初の快挙となった。

 西武からFA移籍1年目で優勝した森は「気持ちいいです」と笑顔。西武時代の優勝との比較を問われ、「嬉しさは一緒。ちょっと違う感覚なので、両方とも嬉しいです」とうなずいた。

 けがもあり98試合の出場だが、ハイレベルな投手陣をけん引。打点はチームトップの60と、中軸打者としても活躍した。新天地でのシーズンに、「満足いく結果ではなかったが、移籍して1年目で貢献することができたのは良かった。毎打席集中はするが、得点圏ではより集中して、打席には立っています」と安どの表情を浮かべた。

 メジャー移籍した吉田正尚の穴を埋める存在としても、期待されていた。攻守でその役割を果たし、「自分ひとりで穴を埋められるわけはないと思っていた。全員で正尚さんの穴を埋めようと思っていた。若(若月)とふたりで引っ張っていけたのかなとは思います」と充実の表情でうなずいた。

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