鳥谷敬氏 野球中継の解説「楽しくない 3時間ただ座ってるだけ」浜田雅功にぶっちゃけ「バットもボールも触りたくない」監督?「嫌です」
プロ野球の阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬氏が23日放送のMBS「ごぶごぶ」に出演。「ボールもバットも触りたくない。サッカーボールの方がいい」と驚きの発言を繰り出した。
ダウンタウン浜田雅功と関西で街ブラをする番組。鳥谷氏は、「プロ野球の人って、やめたら監督やりたいの?」と聞かれ「分かれます。やりたい人とそうでない人と」と一般論を語り、自らについては「興味ないですね」とキッパリ表明した。
浜田は「ファンは『ふざけるな!』って言うてるで。『トリ、おまえ、やれよ!』って思ってると思うねん」と苦笑。「現役のときに試合も毎日出て、やっと辞めて。プロ入ってからずっと年間スケジュール決められて、やっと自分で自由に動けるのに、もう一度そこに戻れるかって、無理ですね」と現場に戻ることは拒絶した。
「コーチも嫌です」と続ける鳥谷氏に、浜田は「この人に『監督やれよ』って言われたら断れないって人はいる?」と質問。「いますね。(誰かは)言えないです。その人がなって、言われて断れなかったら困るんで」と答え、笑い合った。
改めて「お世話になった人とか、監督、コーチじゃなくても、球団の人とかでも、頼まれたらやる可能性はあるけど、自分の選択権があれば、永遠にやらない」と話した。
現在は、どこの球団やプロダクションなど組織にも属していないが、「今が一番いい。1人で動いて、1人で考えて、どこにも所属していないじゃないですか。球団とか入ると、人間関係が面倒くさいじゃないですか」と自由人を謳歌(おうか)していることを強調した。
現在はテレビのプロ野球中継に解説者として出演する鳥谷氏だが、「解説って楽しいですか」という浜田からの質問に「正直、楽しくないです。3時間、ただ座っているだけ」とバッサリ。
「野球やっていると、自分でことを起こす。これが楽しい。たとえば絶対勝てないなってときに、自分が打って勝たせるとか、状況を変化させる。でも解説って、起きていることをなんで起きているかを説明するだけ。面白みがない」と説明した。
「3時間見ていると、やりたくなるというもどかしさはない?」と聞かれても「一切ない。ボールもバットも触りたくない。現役のときにしっかりやったんで、それだったらサッカーボールの方が触りたい」と告白。自身の子供からキャッチボールを求められても「えー?」と嫌な顔をすると再現し、浜田を「マジで?そこまでか」と驚かせた。