中日・柳が8回無失点もまた孤立無援 後半戦10試合で援護点わずかに「4」岡林にバント指示も生かせず

 力投する柳(撮影・飯室逸平)
 7回、柳(17)の投球を巡り、協議する審判団(撮影・飯室逸平)
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 「中日ドラゴンズ-阪神タイガース」(24日、バンテリンドーム)

 中日の柳裕也投手が8回無失点の力投を見せた。だが打線の援護がなく、これで後半戦は10試合で11失点ながら援護点はわずかに「4」と孤立無援が続いている。

 立ち上がりから両コーナーにキレのあるボールを散りばめた柳。三回までパーフェクト投球を見せると、四回に先頭の小野寺に初安打を許したが、後続をきっちりと打ち取った。

 18年ぶりのリーグ制覇を果たした阪神打線相手に無四球の散発3安打。八回にはノイジーに安打を許すも、続く坂本を遊ゴロ併殺打に仕留め、一度も三塁を踏ませず。八回に打順が巡ってきたところで代打を送られたが、ベンチの最前列で声を張り上げた。だが2死一塁から代走・三好が二盗に失敗し、立浪監督のリクエストむなしくアウトになった。

 七回には投球動作の静止があったとして投球が無効になるハプニングもあったが動じなかった柳。だが打線の援護がなく、六回先頭の第3打席では自らの四球でチャンスメークし、立浪監督は最多安打のタイトルを争う岡林にバント指令。得点圏に進んだが後続が続かず、5勝目はおあずけとなった。

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