日本ハムは3連敗 伊藤大海が139球の熱投も10敗目 リリーフ陣も粘れず九回に一挙8失点

 9回、伊藤(左)の交代を告げるためにベンチを出る新庄監督(撮影・中島達哉)
 9回、戦況を見つめる伊藤(中央)=撮影・中島達哉
 9回に3点を失い、降板する伊藤(撮影・中島達哉)
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 「北海道日本ハムファイターズ1-9東北楽天ゴールデンイーグルス」(25日、エスコンフィールド)

 日本ハムが九回に大量8失点と崩れ、3連敗を喫した。

 1点を追う六回、5年目の田宮のプロ初本塁打で同点とした。

 田中将の初球、144キロの真ん中直球をフルスイング。打球は右中間フェンス奥の柵に当たって戻って来たため、インプレーの判定。田宮は二塁にストップしていたが、リプレー検証で本塁打に訂正。ホームランボールを手に満面の笑みを浮かべた。

 「大海さん(伊藤)が抑えているので、捕手として思い切って打ちました」。四回には小郷の二盗を阻止する強肩も披露。打撃と守備で右腕を援護した。

 先発・伊藤は初回に島内の犠飛で1点を失ったが、二回以降は走者を許しながらも力投。三回は2死一、三塁から浅村を内角いっぱいの直球で見逃し三振に仕留めるなど要所でギアを上げた。

 だが、1-1の九回に崩れ、139球の熱投も実らず10敗目。リリーフ陣も打ち込まれ、この回一挙8失点した。

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