ロッテバッテリー呼吸が合わず騒然 慌てて投手コーチがマウンドへ 田村がルーキー高野に「見えないの?」
「北海道日本ハムファイターズ7-0千葉ロッテマリーンズ」(26日、エスコンフィールド)
ロッテバッテリーの呼吸が合わず、捕手の田村がベンチの投手コーチにマウンドへ行くよう促す場面があった。
五回、ロッテはルーキー左腕の高野が2番手で登板。先頭・清宮に安打を許した。
続く野村の打席で、初球を投じる前に女房役・田村が激しいジェスチャーで高野にプレートを外すよう指示。マウンドに行き、言葉をかわした。
その後、2死一塁、マルティネスを迎えたところでもサインが通じなかったのか、田村は首をひねってぶ然とした表情。マルティネスも打席を外して球審にマウンドの方を指さし、球場がざわついた。田村はベンチに合図を送ると、黒木投手コーチが慌ててマウンドに向かった。
田村の問いかけに高野はうなずいていたが、CS放送の解説を務めた清水直行氏は「『見えないの?』って言ってますね。サインが見えているかっていう確認なんですね。田村は不安なんですね」と代弁。高野が目を細めてサインをのぞき込む様子などから、呼吸が合わなくなった可能性を指摘した。
その後、2死一塁から高野はマルティネスを中飛に打ち取り、結局無失点に抑えた。