オリックスに激震 胴上げ投手の山崎颯が左腸腰筋の筋損傷で抹消 26日の西武戦で自己ワースト6失点 頓宮、山下に続く離脱者
オリックスは27日、山崎颯一郎投手が大阪市内の病院を受診し、左腸腰筋の筋損傷と診断されたと発表した。同日、出場選手登録を抹消された。
左股関節付近に違和感を感じていたため、受診したという。リーグ3連覇を決めた20日のロッテ戦では九回を無失点で締め、胴上げ投手になっていた。
26日の西武戦では九回に登板し、自己ワーストの6失点。中嶋監督は「浮かれるなってことなんで、そのためにはいいことだと思います。打たれたことがいいこととは言わないですけど、もう一回気持ちが入ると思いますけどね」と話していた。
今季はチームトップの53試合に登板し、1勝1敗で27ホールド、9セーブ。防御率2・08とブルペンを支えてきた。今後は患部の状態を確認しながらリハビリ、練習などを行っていく。
オリックスでは優勝決定後に首位打者の頓宮裕真捕手が左第4中足骨の疲労骨折、今季9勝を挙げてブレークした山下舜平大投手が第3腰椎分離症と診断され、CSと日本シリーズでの戦列復帰が難しい情勢となっている。