ロッテ名物 谷保恵美さんがウグイス嬢を引退 セレモニーなど行わず「裏方として静かに終わる方を選ばせていただきました」
ロッテのアナウンス担当、谷保恵美さんが27日、今季限りで引退することを明かした。
ZOZOマリンスタジアムで、名物ウグイス嬢として注目されてきたが、33年目の今年限りで卒業する。
谷保さんのコメントは以下。
「1990年に入社し、2年目の91年から場内アナウンスを担当をさせていただき、早いもので今年33年目を迎えました。そうしたなか、今年限りで卒業をすることを決めました。
突然決めたわけではなく、ここ数年は毎年辞めるタイミングはいつがいいのかを考えていました。その中で昨シーズンは2000試合出場を達成し、やり切った気持ちがあり、昨年のオフの時点で会社とは話をして、あと一年と決めていました。次の夢としては野球関連ではありませんが、ずっとやってみたいなと思っていたことがあるので、これからいろいろと模索しながら、それを実現できるように頑張っていこうと思っています。
ファンの皆様にしっかりとご挨拶(アナウンス)をする形での終わり方やセレモニーなどの提案もありがたいことに会社からいただきましたが、一人の裏方として最後は放送室の中から見守る形で静かに終わる方を選ばせていただきました。
今シーズン、ZOZOマリンスタジアムで、あと6試合残っています。数えてみると今季最終戦までアナウンスをさせていただくとホームゲームでアナウンス担当をさせていただいた公式戦がちょうど2100試合となります。最後までしっかりと大好きなZOZOマリンスタジアムで業務を遂行しマイクを置きたいと考えています。
また残りのレギュラーシーズンだけではなくクライマックスシリーズ、そしてその先もありますので、今年は最後まで私の声にお付き合いいただければと思います」