日本ハム・新庄監督 続投発表!「死ぬ気で」V誓った 2年連続最下位決定も「奇跡起こす人間だと見せつける」

 日本ハムは27日、ロッテ(24)戦前に北海道北広島市のエスコンフィールドで会見し、新庄剛志監督(51)の続投を発表した。会見には井川伸久オーナー(62)、小村勝社長(57)、新庄監督が出席。会見直前に井川オーナーから続投要請され、新庄監督が受諾した。1年契約で挑む来季には「死ぬ気で戦う」と優勝を目指す思いを語り、「新庄剛志はこのままでは終わらない」と予告。その後の試合で敗れて自身2年連続の最下位が確定した中、勝負の3年目に向かっていく。

 不退転の決意で、3年目も指揮を執る。「来年も今年のような成績であればユニホームを脱ぐ覚悟で、死ぬ気で選手を成長させながら戦っていきたい」。新庄監督は誓った。

 就任1年目の昨季が最下位。今季も一時は3位に肉薄したが、会見後のロッテ戦に敗れて最下位が確定。井川オーナーは成績には不満を述べたが「個々の選手の潜在能力や意欲を引き出し、成長を促してくれました」「ファンのみなさまを大切にされる立ち居振る舞いもファイターズの活動指針に沿う」などと続投理由を挙げた。

 手応えはある。新庄監督は「2年目は勝ちにいくというより、勝ちにこだわらせるという気持ちにさせる。3年目は、経験はさせているので、どう爆発してくれるかというところ」と言う。種をまき、芽吹いた苗。開花させる段階が来季という位置づけだ。

 1年目は松本剛が首位打者。今季は万波が本塁打王争い。新庄育成工場によって覚醒してきた。来季に向けて「楽しみな選手しかいない。来年は野村君、清宮君がタイトルを取る選手になってくれると思うので期待してください」と予告した。

 最下位からの優勝へ。「胴上げじゃあ当たり前すぎて面白くない。違う形で考えているので楽しみにしていてください。上から…」と話して「いや、やめときます」と言う。悲願達成して新たな優勝の儀式を披露するプランもある。「新庄剛志はこのままでは終わらない。奇跡を起こす人間だというところを見せつけたい」。固い決意で挑む。

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