ソフトバンク・柳田悠岐 引退の巨人・松田への思い語る 本塁打数を競争「年賀状で書いていたのもいい思い出」

 「福岡ソフトバンクホークス-埼玉西武ライオンズ」(29日、ペイペイドーム)

 ソフトバンク・柳田悠岐外野手が、昨年までのチームメートで28日に引退会見を行った巨人・松田宣浩内野手への思いを語った。

 柳田は通算258本塁打を放っている強打者だが、プロ入団当初は「中距離打者」と自らを語っていた。本塁打へのこだわりを強くしたのは松田の存在が大きかった。

 「学んだことはたくさんある。ホームランを打つための角度とか、直接聞くこともあったけど見て学びました。こうやったらホームランを打てるのかと、松田さんのバッティングを見ていましたし、松田さんの数字(本塁打数)とか意識して勝手に松田さんの姿を追っかけていました」

 毎シーズン2人は本数を競い合った。「年賀状でそのことを書いていたのもいい思い出だし、初めて勝てたときは嬉しかった」と振り返った。

 そして柳田は「松田さんはミスタープロ野球。やっぱり松田さんみたいに、長く一流選手として頑張りたいなっていうふうに思います」と改めて尊敬の念を口にし、これからの活躍も誓った。

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