西武・山川 フェニックスリーグで実戦復帰へ 後藤オーナー「基本的には球団の判断を尊重」
西武が無期限公式戦出場停止中の山川穂高内野手(31)を10月9日から始まる「みやざきフェニックス・リーグ」から実戦復帰させる方向で調整していることが29日、分かった。出場となれば5月11日のロッテ戦以来、約5カ月ぶりとなる。
山川は知人女性に性的暴行をしたとして強制性行の疑いで書類送検されたが、嫌疑不十分で不起訴処分となった。しかし事態を重く受け止めた球団が無期限の公式試合出場停止処分を通達。現在も球団施設で、3軍の練習に参加している。
この日行われたオーナー会議に参加した後藤高志球団オーナー(74)は、山川について「球団からいろいろな考え方の報告があった。フェニックス・リーグは公式戦の対象ではない。基本的には球団の判断を尊重する」と話すにとどめた。