オリックス・横山 堂々1回0封1軍デビュー 独特フォームでMAX153キロ「真っすぐは武器」
「オリックス・バファローズ3-4東北楽天ゴールデンイーグルス」(30日、京セラドーム大阪)
また一人、活(い)きのいい投手が現れた。2年目のオリックス・横山楓投手(25)がプロ初登板で1回無安打無失点。「早く1軍で投げたかった」。球の出どころがわかりにくい独特なフォームから、自己最速タイの153キロの直球を投げて堂々と抑え込んだ。
七回にマウンドへ。1死から四球こそ与えたが、浅村には152キロの直球で空振り三振。「真っすぐは武器だと思っているので勝負していきたい」。持ち味を存分に発揮した。
セガサミーから21年のドラフト6位で入団した25歳。今季8月にも1軍昇格を果たしていたが登板なし。この日が待望のデビュー戦となった。「今は自分の武器を最大限に生かすことしか考えていない」。強力な投手陣に割って入りたい。