立大野球部 下級生の歯欠け、未成年に喫煙強要 監督、部長と4年生出場自粛 報道受け事件経緯を再調査へ

 「東京六大学野球、明大7-2立大」(30日、神宮球場)

 東京六大学野球リーグの立大は30日、上級生が下級生の歯を欠けさせたり、10代の部員に喫煙させたりするなどの問題行為があったことを受けて、都内で会見を行い、今週の明大戦は溝口智成監督(55)と金子明雄部長(62)、4年生部員全員が神宮球場での活動を自粛することを発表した。試合は木村泰雄コーチ(62)が監督代行として指揮を執った。

 会見に出席した金子部長は「リーグ戦の実施にあたり異例の対応となることを改めておわび申し上げます」と謝罪。その上で、「最高学年としての責任で、処罰ではなく姿勢を示すという判断」と4年生の出場自粛について説明した。

 同件は、今年6月に野球部から大学に、部員の歯が欠けたこと、未成年の喫煙があったことが報告されており、大学側はこの2件は事実であったということは認識している。ただ、どういった経緯で事件が起きたか詳細は認識していないという。大学は今回の報道で「把握していないことが記載されていた。そちらを見た時に大学として再調査が必要ではないかと判断した」とし、調査委員会を立ち上げ、再調査を行うことを明かした。また、喫煙については当時、東京六大学野球連盟に報告し、その後、全日本大学野球連盟に上申され、適切な処置をされた上で処分相当に当たらなかった。

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