大阪桐蔭8強 〝二刀流〟境が決勝犠飛 憧れは中日・根尾

 「秋季高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭3-2近大付」(30日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪桐蔭は近大付に3-2のサヨナラ勝ちを収め、ベスト8に進出した。八回に追いつかれたが、九回1死三塁から2番・境亮陽(りょうや)外野手(2年)が中犠飛を放ち、接戦を制した。

 「後ろに徳丸(快晴)がいるし、外野フライでもいいと楽な気持ちで打席に入れました」。近大付の右腕・宮崎が投じた初球、高めの真っすぐを中堅定位置より後方へ飛ばした。六回の守りでは、2死二塁から右前打された際、二塁から本塁を狙った走者を本塁でアウトにして、先発の平嶋を助けた。

 平嶋とはお互い投手と野手の“二刀流”を務める間柄でもある。境は太成学院大高との初戦(2回戦)に先発して3回1失点。今後も登板の可能性がある。岐阜県大垣市出身で同じ岐阜出身の先輩、根尾昂(現中日)にもあこがれて大阪桐蔭へ。二刀流も同じだ。

 今夏もベンチ入りしていたが、大阪大会決勝で履正社に敗れ、甲子園出場を断たれた。「まずはセンバツを目標」に「秋の大阪を勝ち抜けるように頑張りたい」と意気込んだ。

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