DeNAに大激震 主将・佐野が右有鉤骨骨折で今季絶望
逆転2位、下克上日本一を目指すチームに大激震だ。DeNAは2日、右手首の違和感で出場選手を抹消した佐野恵太外野手(28)について、「右有鉤(ゆうこう)骨骨折」と診断されたことを発表。今季中の復帰が絶望的となった。
佐野は9月30日のヤクルト戦で五回裏の守備から途中交代。1日に三浦監督は「ここ数日は厳しい」と説明した上で登録を抹消した。その後に横浜市内の病院で検査を受けてこの日、チームドクターから出た診断はショックな結果となった。
有鉤骨の骨折はスイングした際に発症することが多く、一般的には全治までに4~8週間とされている。14日から始まるCSでの復帰は絶望的で、ここまで141試合に出場するなど、チームを支えてきた主将の離脱は痛恨だ。
それでも1日の試合後には、佐野の抹消を受けて牧が「一番の主軸。全員でカバーできるようにと思って臨みました」とコメント。主将の思いも背負いながら、ポストシーズンへと向かっていく。