今秋ドラフト上位候補の専大・西舘昂汰 完投も8安打3失点で黒星、152キロ右腕「甘くいったところを打たれた」

 「東都大学野球2部、駒大3-0専大」(4日、等々力球場)

 今秋ドラフト上位候補に挙がる専大の最速152キロ右腕・西舘昂汰投手(4年・筑陽学園)は、8回8安打3失点で完投。チームは黒星を喫し、勝ち点を落とした。

 三回に2死満塁のピンチを招くと、駒大の3番・大森に左中間への3点適時二塁打を浴びて3失点。「調子は悪くなかったけど、駒大の野球の仕方が苦手で、決めに行った球も絶対にバットに当たるのが苦しくて、勝負球が全部当てられて甘くいったところを打たれた」と反省を口にした。それでも中盤以降は修正。「後半はツーシームを多く投げて、打たせて取るピッチングができた。こういうチームには打たせて取るというやり方が一つあるなというのが勉強になりました」と収穫もあった。

 この日もバックネット裏にはNPB7球団計15人のスカウトが視察。DeNA・河原スカウティングディレクターは「出力が高くて、力を入れればスピードも速い。伸びしろがある」と評価した。

 ドラフトまで1カ月を切り、西舘は「ドラフトも近いということで、すごいプレッシャーになるし、気持ちの持ちようは難しい」と心境を吐露。ただ、「チームを勝たせるのがエースピッチャー。チームを勝たせるようなピッチングをしたい」と力を込めた。

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