悲劇 中日が球団史上初2年連続最下位の屈辱 ヤクルトが最終戦で劇的サヨナラ勝ち 5位確定目前から暗転

 大島宇一郎オーナー(右)に今季の報告をする立浪監督
 大島宇一郎オーナー(右)と握手する立浪監督
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 セ・リーグのレギュラーシーズン最終戦が4日、行われ、ヤクルトが阪神に九回に劇的なサヨナラ勝ち。すでに最終戦を終えていた中日は5位確定が目前だったが、球団史上初の2年連続最下位が決まった。

 3日に最終戦となる巨人戦に挑んだ中日。引き分け以上で最下位を回避できる状況だったが敗戦。立浪和義監督は試合後のセレモニーで「今年のドラゴンズの成績と私への批判、不満。これをしっかりと受け止めて、秋から再出発します。私には若い選手を一人前にするという責任があります。そして来年、生まれ変わったドラゴンズを皆さんにお見せできるよう秋から全力で頑張って参ります。来年、期待して下さい」と語ったが、スタンドからは「辞めろぉ」「うるせえー」といった怒号とブーイングが飛び交う異常事態に。近年では例を見ないファンの不満を示すセレモニーとなったが、最後は球団史上初の屈辱も味わった。

 立浪体制3年目の来季、復権を目指す。

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