ヤクルト・高津監督、5位に終わり謝罪 最終戦セレモニーでスピーチ 阪神にはエール「ちょっと悔しいですけど、セに日本一フラッグを」
「東京ヤクルトスワローズ5-4阪神タイガース」(4日、神宮球場)
今季143試合の最終戦を終え、セレモニーが行われた。その最後にヤクルト・高津臣吾監督がマイクを握り「大きな目標と大きな夢を抱いてスタートしましたが、うまくいかずファンに残念な思いをさせてしまいました。足りなかったことは一つや二つではないです。10月から鍛えていきたいと思います」と今季のふがいなさを謝罪。阪神ファンには「ちょっと悔しいですけどおめでとうございます。是非CSを勝ち抜き、セ・リーグに日本一のフラッグを持って帰ってください」とエールを送った。
昨季まで2連続でリーグ連覇を果たし、チーム初のリーグ3連覇と日本一奪還を目指してスタートした今季。しかし打線の主軸が不調や負傷で思うように試合を進めることができず。それでもなんとかこの日の試合で劇的なサヨナラ勝ちを収め、5位が確定した。連覇の翌年に最下位に沈めば79年、80年Vで81年に最下位に沈んだ近鉄(当時・西本幸雄監督)以来だったが寸前で回避した。