キング逃した日本ハム・万波が来季「40本打つ」 新庄監督注文の「31本」を上回る数字を宣言
「東北楽天ゴールデンイーグルス5-3北海道日本ハムファイターズ」(5日、楽天モバイルパーク)
本塁打王を争っていた日本ハムの万波中正外野手は、今季最終戦で一本が出ず。タイトルを逃した。
第1打席では左前打。以降の打席でも一発は出ず、迎えた九回の最終打席は三ゴロに倒れた。この試合では四回に25本で並んでいた楽天・浅村が26号を放って、ロッテ・ポランコに並びトップに。右翼の守備に就いていた万波は思わず笑みを浮かべ、試合後に「いや、笑ってましたよ。苦笑いじゃなくて笑い。すげーと思って。もうほんとそれだけですね」と明かした。
試合後に新庄監督は「きょうは万波くん、いい経験しましたよ。いい経験をさせましたし。来年、この経験が、またこういう争いをしたときにね。来年は30本ぐらいは打ってほしいですね。30本。30本の…もうダメならもう1回だから、31本(笑)」と注文。しかし、当の万波本人は「もう(キング争いは)したくねえなと思いますね。本当にぶっちぎれるように頑張ります。40本打つつもりです」とさらに上乗せした数字を高らかに宣言してみせた。