DeNA・バウアー実戦想定のライブBP登板 4回8安打2失点、86球「完全に元通りの状態」CSでの復帰に大前進

 三浦監督(後方左)が見つめる中、投球するバウアー
 三浦監督(後方)が見つめる中、投球するバウアー
 実戦形式の打撃練習で投球するバウアー
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 右腸腰筋遠位部損傷で離脱中の、DeNAのトレバー・バウアー投手が6日、横浜スタジアムで行われた1軍全体練習に合流し、ライブBPに登板した。

 練習前の閑散とした横浜スタジアムでキャッチボールを始めると、その後の調整を行ってから真っ新なマウンドへ。打者・楠本、柴田らへ投球した。

 初回を想定した1イニング目には、1死から四球を許して柴田に二塁打を浴びて二、三塁のピンチを背負ったが、楠本、知野を連続三振に斬って取った。

 ここから8分間の休憩を挟むなど、より実戦を想定した形でのライブBPとなった。バウアーは4イニングを投げ8安打2失点、86球を投じた。

 チームは4日の巨人戦に完封負けを喫し、3位でのCS進出が決定。これまで順調にリハビリの課程を過ごしており、この日は1軍首脳陣の前での投球。三浦監督は「本人の感覚とあとはトレーナーを含めて、順調に進んで、メドが立てばまた決めていきたい。現状は何も決まっていないです」と話しており、奇跡のCS復活を目指していく。

 バウアーは登板後、「完全に元通りの感覚です」と納得の表情。「安全を期すなら、もう1、2回ライブBPで球数を増やすのがいいのかなと思ってます。ただ、チームにいけ先発でいけと言われたら、投げられる体の状態、メンタルの状態だと思います」とうなずいた。

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