右腸腰筋遠位部損傷で離脱中の、ＤｅＮＡのトレバー・バウアー投手が６日、横浜スタジアムで行われた１軍全体練習に合流し、ライブＢＰに登板。実戦を想定した登板で、見守った三浦監督も驚異的な回復力に驚き、太鼓判を押した。

　サイ・ヤング投手が帰ってきた。２軍でのライブＢＰを済ませ、この日は１軍首脳陣の前で離脱後２度目のライブＢＰになった。インターバルを設けた実戦に近い形で行われたライブＢＰで４イニングを投げて、８安打失点の内容。本人も「（最速は）１９２キロでした」とおどけて見せるなどの順調ぶりで、三浦監督もその投球に大きくうなずいた。

　投球をいろいろな角度から確認し、「思ったよりもね、球の力もありました。当初聞いていた予定よりもスピーディにね、回復してるなと思って見てました」と指揮官。４イニングは想定通りだといい、１１日にもう１度ライブＢＰに登板する予定だという。

　「もう少し、セット数を増やして予定しています、今日投げて反応も明日見ないといけないし、１１日に投げて、目処が立つんじゃないかと思います」と最終決断は１１日にもされる見込み。奇跡の回復力を見せているバウアーのＣＳ復帰が近づいてきた。