中日がロドリゲスの契約を解除 「亡命」で復帰困難
中日がキューバ出身のジャリエル・ロドリゲス投手(26)との契約を解除した。6日、自由契約選手として公示された。2年契約の1年目だった今季開幕直前に無断でチームを離れ、1年間プレーしなかった。加藤球団代表は「亡命したとみられる」とし、「チームに戻ってくる可能性がゼロに近い状況。これ以上、(復帰を)期待しても難しいと判断した」と説明した。
同投手は昨季56試合で45ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎに輝いた。3月のWBCに同国代表で出場し、大会後の来日予定便に搭乗しなかった。同代表は違約金などについて「契約のことは答えられない」とした。
9月下旬から同国出身の育成選手、ペドロ・レビーラ内野手(24)が同じように連絡が取れなくなっている。