阪神のドラフト1位候補は最速155キロの大学生右腕「類いまれなピッチャー」と高木豊氏が予言
元DeNAで野球評論家の高木豊氏が7日、自身のYoutubeチャンネルを更新。阪神のドラフト1位指名候補をズバリ予想した。
26日に迫った今年のプロ野球ドラフト会議。高木氏が阪神が指名する可能性が高い投手として挙げたのが、青学大の右腕・常広羽也斗投手(大分舞鶴)。最速155キロのストレートとフォークを武器とし、さらにカーブやスライダー、チェンジアップも操るなど球種も豊富。
高木氏は「いろんなつぶしがきく。抑えで1イニングいくんだったら出力上げられるし、先発だったら自分のペースを分かっているピッチャーだし。いろんなところで投げられるピッチャーだな、器用なピッチャー」と先発でも、抑えでも十分に通用すると太鼓判を押した。
今年は大学・社会人の投手を中心に豊作の年と言われるが、その中でも常広は複数球団による競合の可能性もあると指摘。もし、阪神が獲得できた場合の起用、「先発は結構いるから中(継ぎ)か抑え、こういう使い方になってくるかなっていう感じがする」とリリーフでの起用を予想した。
その理由として阪神の投手事情を解説。「岩崎が2年連続(抑えを)実質やった感じ。今年相当負担かけたと思う。構想からちょっと違ったから、抑えが。その中で本当によくやってくれて。相当な疲労度がたまっている思う」と当初、守護神候補だった湯浅がけがで戦線離脱したため、岩崎がフル回転を余儀なくされた。「そうなってくると、常広なんてのは制球もいいし…。うわあ、いいなあ、欲しいな」とべた褒めすると、「抑えで一番欲しいのは三振。常広というのは三振も取れる。類いまれなピッチャーだよ」と最大級の賛辞を送っていた。